『グリーンヒル』に出てくる岡みどりの心の叫びに泣いた人いますか?

グリーンヒル

グリーンヒル

作者:

発表期間:1999年 - 2000年

巻数:全03巻

COMIC REVIEW - マンガレビュー

グリーンヒル』という漫画。古谷実が大好きな僕はとりあえず彼の作品はどんな作品でも読もうと決めているのだが、稲中卓球部以降、打ち切りチックなラストで終わるものが多い中で中々まとまったラストを迎えられた作品だと思う。

漫画と言えば主人公の成長などがつきものだが、へその下にカビが生えて来たのを発見したという所から始まるダメ主人公がバイクをきっかけに、ダメダメな人間たちと関わり合い、がんばらなきゃな〜という気持ちにだけはなったという、とーーーっても小さな成長を全3巻で見せてくれる。

どうして古谷実の作品はこうも心を揺さぶるんだろう。ダメ人間を書かせたらこの人、マジで天才だよなぁ…。

10秒でわかる『グリーンヒル』のストーリーのまとめ

超めんどくさがりで何の目標もない大学生がファミレスで時間を潰していると、デカいバイクに乗ってきたデカいおっぱいの美女が入店してくる。ひとめ惚れする主人公。彼女の背中に書かれたグリーンヒルという文字。偶然、大学の同級生で同じチームに入っている人を発見し、そのつてでグリーンヒルに入る。しかし、グリーンヒルは二分化しており、美女のいないダメダメ人間が集まる方に入ってしまった主人公は、ダメダメな人間達と共に不安な将来について考えていく…

もし、世の中に無料漫画相談員というのがあって、そこで働き始めた同僚のあなたに『グリーンヒル』ってあらすじとか感想、評価はどんな感じ?と聞かれたなら…

野口明人
この漫画は一言で言えば、“ダメな人間が必死で生きていくギャグ漫画”って感じ。正直な所、導入部分こそ主人公が美女にひとめ惚れし、免許も持っていないのにバイクチームに入るのだが、早々に美女はチーム内のイケメンと結婚し主人公は失恋する。それ以降はほとんど美女は出てこない。
ちぐのさん
なんとなく、こういう漫画の導入を見ると、ヒロインに気に入られる為に頑張って行く姿が描かれるんだろうなぁ…なんて予想したりするんだけど、古谷実はそんな王道を描いたりしない。そういうアクロバティックな展開が古谷実が作る独特な世界観で僕はとっても好きなんだよね。地元が近いってのもあるけど。
野口明人
一応主人公はバイクの免許を取るんだけど、肝心のバイクを買うお金がなく、人のバイクの後ろに乗ったり、借りて乗ったりする程度。特に頑張ったりしない。とにかくめんどくさがりの主人公。しかも、途中からは主人公という枠組みでさえ怪しくなっていくんだから、もうなんでもありでね。
ちぐのさん
グリーンヒルのリーダー、岡みどり(グリーンヒルというのは岡みどりという名前を英語にしただけのもの)。ハゲでデブで胸毛ボーボー。高速道路でウンコも漏らしてしまう30代。親父が死んだら5億が入る事になっているというアドバンテージ以外はとにかくのダメ人間。このリーダーがほぼ主人公のような感じもしてくる。
野口明人
もちろん、古谷実のお決まり、理由もなく美女に好かれ、なんとかなっちゃうパターンで話は終わるんだけど、とにかくこの岡みどりが可哀想なぐらいダメダメな人間なのに、所々、言うことがかっこいい。そして、必死の叫びが何故か心に刺さる。ちょっぴり悲惨すぎて涙も出た…。
ちぐのさん
古谷実はとにかくダメ人間の心の叫びが秀逸だと思う。うん。
野口明人
なんかさ、どんな作品でも良いんだ。タイトル変わってもいいんだ。とにかく古谷実が描くダメ人間をずっと読み続けたいんだ。そういうクセになる魅力を持っている漫画家なんだよ、古谷実は。
ちぐのさん
『グリーンヒル』は特に主人公が劇的な成長を遂げるわけでもないし、急展開なストーリーが待ち受けているわけでもない。とにかくダメな人間が集まって日常を過ごしていくというだけのもの。
野口明人
漫画とは、ひとつの部分をかなり誇張して描くわけだけど、この漫画はダメ人間さ加減がすこぶる誇張されて笑ってしまう。ただ、心のどこかじゃ、そーだよなー、という共感の気持ちが生まれてくるのは、人間誰しもダメな部分を持っているからだと思うんだ。
ちぐのさん
行け!稲中卓球部』→『僕といっしょ』→『ヒミズ』→『ヒメアノ〜ル』→『シガテラ』→『わにとかげぎす』→そして今回の『グリーンヒル』の順番に読んでいて、稲中、僕といっしょは別として、そのほかの作品はどうしても、ダメ人間に勝手にほれる美女が現れ、それでストーリーが展開していくというマンネリが生まれてしまっていたのだが、グリーンヒルは、稲中、僕といっしょの次に描かれた作品だけあって、まだそのマンネリは見えていないっていうのもポイントだよね。
野口明人
いや、詳しくは最後にダメな人間にほれる女性が現れはするんだけど、その女性が主人公を導いていくわけではない。つまりはダメさ加減がいい方向に成長していくのではなく、とにかくどん底までダメ人間に落ちていく様が見れる。そして最後に救いの神降臨って感じ?
ちぐのさん
…あれだな。上手くグリーンヒルの面白さが伝えられない。多分、この話を聞いても読もうって気にならないと思うけど、僕が昔書いた、10分でまとめたグリーンヒルというのを紹介しよう。もし今までの話で読もうって気になっていたら、これから先の話は耳を閉じてしまっていいから。

誰かが言っていた。人間は生きながらにして腐るという。オレもそう思う。それは内面だけの事じゃない。

…なぜならおヘソの下の所にカビが生えていたのを発見した。

目標のない若い男子のなんと醜い事か。

そう考えながらハンバーガーショップでジュースをチュ~チュ~すする、ちょーーーーーー面倒くさがり屋の大学生、関口。

そんな彼の目の前に「グリーンヒル」というライダースジャケットを着た巨乳の美女が現れた。

一瞬で一目惚れし、彼の青春のベクトルは定まる。毎日毎日銅像が建つぐらいハンバーガーショップに通い続け、もう一度あの女に会うのだ。

それってストーカーじゃねぇの?と友人に一掃されたが、友人のパシリ2代目の「しのびだ」が着ているTシャツが「グリーンヒル」であることに気が付く関口。しのびだはグリーンヒルの一員なのだ。

しのびだに聞くと確かに超ダイナマイトなお姉ちゃんがいるバイクチームらしい。まったくバイクに興味の無かった関口だったが、その女に会うためにチームの会合に連れて行ってもらう。

ファミレスに行くとリーダーがいた。

…明らかに誰がどう見ても不細工にしか見えないデブのおっさんのリーダーが。そこのリーダーが言う。

「オイお前何か特技はあるのか?」

「…肩の関節が外せます」

「…バカ野郎」リーダーは怖い顔で言う。「オレなんてスポーツバッグに入っちゃうんだぜ」

突然、バッグに入りだすリーダー。ウェイトレスがやってきて注文を取りに来てもバッグに入ることに必死なリーダー。関口の話を聞かずにわけのわからない事をやっているリーダーに関口はキレ、入れるのか入れないのかはっきりしろよ!とバッグに入ったリーダーをぶん回す。

そこに強面のメンバー3人がやってくる。その中にハンバーガーショップで見たナイスバディーなお姉ちゃんがいた。

彼らはリーダーの元を通り過ぎ、別のテーブルへ座っていった。

あっアレ!?あのチョット!!?

わけのわからない関口にしのびだは説明する。昔はいっしょだったんだ。でも今じゃまったくの別モノだよ、と。

じゃっじゃーーお前の言ってた超ダイナマイト姉ちゃんってのは!?と関口は反論。

そこへやってきたデブで不細工な伊藤よしえ。しのびだが言っていた超ダイナマイト姉ちゃん。

関口はその場を立ち去り、先ほどの強面の3人の座るテーブルへ行く。

「あ…あの~…僕をコッチに入れてくれませんか?」

「バイク何乗ってんの?」強面のヒゲ坊主が尋ねる。

「え・・・・FYZ1500WR」バイクなんて知らない関口は適当に答える。

「そんなバイクねーな~」ヒゲ坊主は話にならねーという具合に煙草に火をつけていると、

「プ…あははははははは」本物の超ダイナマイト姉ちゃんが爆笑する。「いーじゃん入れてあげれば」

「ダメだね。サッサと消えろ」

「免許とってまたくればぁ」そう超ダイナマイト姉ちゃんに言ってもらえた関口は有頂天になり、さっそくバイクの教習所に通う事に。

そこで一緒に教習を受けた横田という女性に話かけられ、どっちが先に取るか勝負しましょうと持ちかけられるが関口は全く興味を持たず超ダイナマイト姉ちゃんの横にいた長髪の男が何者かをブツブツと考えていた。

改めてグリーンヒルの会合に参加し、新たなメンバーとして紹介され、関口は他のメンバーとも顔を合わせた。歓迎会として飲み会を開いてもらい、ノリが合った奇抜な髪型をしているイトーちゃん(デブで不細工な伊藤よしえの旦那。床屋の店長)に彼女いるのか?と聞かれもうすぐ出来るよねと答える関口。

ブタのリーダーに彼女の名前を聞くと、超ダイナマイト姉ちゃんの名前はミドリだという。そして、ミドリちゃんはやっぱりあの時横にいた強面の長髪、佐藤という男の彼女で、お前なんかが入るスキ、コレっぽっちもねぇと言われる。ついでにリーダーの名前もミドリ。

関口はあまりバイクに興味がなく、教習所でもあまり上手く運転できなかったが、一緒に受けている運転の上手い横田に文句を言われているうちに妙なライバル心が生まれ、ぜってーあの女よりも先に免許を取ってやるという闘志がわいてきた。しのびだに無茶を承知でバイクを借り、無免許で公道を走る関口。

10分もすると慣れてくる。そして「流れを読んでスイスイ」という事が出来るようになってスムーズに走ってはいたが、気が付けば高速道路の料金所に入ってしまう。最初は死を覚悟していたが、少し経つとバイクの爽快さに取りつかれ、富士山を目の前に満足して一服している自分がいた。実にいいモノを手に入れた。バイクがこんなに素敵なモノとはまったくもって知らなんだ。

何はともあれバイクは欲しいが金がない。バイトを探さねば。地元に戻った関口はしのびだとともにファミレスでバイト誌を眺めていた。するとリーダーがなぜか横田を連れて入ってきた。どうやら、横田もグリーンヒルに入るらしい。横田は関口にローンで買ったバイクを見せびらかす。悔しがる関口。

横田に先を越されはしたが関口も、やっと免許を取得した。ミドリちゃんが佐藤のロンリーウルフな所に惹かれていると聞いた関口は自分も一人旅に出ると言い出した。旅アイテムも何も持っていなかったが、全部貸せと当たり前のように要求。

「実はオレ人間がキライだったのさ 実はオレお前たちも大キライだったのさ」とロンリーウルフをどこか勘違いしている捨て台詞を吐き旅に出発する関口。

オレは風になったロンリーウルフ。街を抜け出し、今、フラッと旅に出たのさ。どこへ行くかって?フッ…人のいない所へ…。誰もいない所へ!

そういって海へ到着し、海っていいよねと海を眺める。しかし、すぐに飽きてしまい海に向かって

「人こいしぃーーーーーーーーーーーつまんねぇーーーー超つまんねぇーーーーー」

と叫ぶ始末。

帰ってきてからはグリーンヒルのメンバーとつるんだり、横田に大嘘をついて殺されかけたりしたが、一番大きな出来事は、ミドリちゃんと佐藤が入籍しちゃった事だろう。

失恋後、メンバーと一緒に旅に出る。そこでリーダーはツーリング中にウンコを漏らし、横田に求婚したがフラれ、ハゲでヅラを被っている事がバレる。

リーダーは32歳のデブでハゲ胸毛ボンだが5億の遺産を継ぐことになっている男。みんなが旅から帰ってきても2週間行方不明になっていた。彼は山で遭難してやっとのこと帰ってこれたのだが、帰ってきてもチカンに間違われたり、変な宗教に騙されたり、バイクを盗まれたりした。

そんな冴えないリーダーを差し置いて、しのびだには彼女が出来、関口と横田は付き合う事になる。

その事実を一気に知ってショックを受けたリーダーは逃避行に出る。旅先から電話をかけてきて、グリーンヒルは解散だと発言したが、みんな「別に~」っていう感じだ。

ついにキレたリーダーは道端で叫びまくり、けっ結婚してぇ~~!!!と叫んだところで道端にいたカップルにケツに傘を刺され気を失う。

気を失っている間の幻想に裸の女性が現れ、嫁に行ってあげます。指定された場所に来てください。と指示を出される。

現実の世界に戻ってきたリーダーはバイクと革ベスト財布が盗まれていた事に気が付いたがそんな事は構わず全力で指定された場所へ向かう。そこで出逢った女性が…。

ハゲでデブでイジケててやけに年とってる男が好きな美少女なのだ。グリーンヒルのメンバーはすぐに嫁にしろとアドバイスし、リーダーも求婚するが、5年待ってくださいと答える。

別に断られたわけじゃないが、5年後の自分たちについてファミレスで考えてみると暗くなるリーダー。

しのびだは北海道で風俗にハマり借金地獄。関口は横田とできちゃった結婚、大学中退を余儀なくされ、朝から晩まで身を粉にして働きまくった。しかしその疲労のせいか工事現場の3階部分から落下。幸い右手と左足首をやられ職を失う。伊藤は女癖が悪く、ついには妻よしえに捨てられ、女祈祷師とやらのオバちゃん家で妙な連中と共同生活。

たかが5年でみんなバイクどころか人間やめちまっている…。

しかし、関口はこう答える。

「変わらねーよ。5年後のお前は結局ほとんど何も変わらないのさ。しいて言えばハゲが進行し…糖尿になってぶーぶー言ってる事ぐらいかな」

リーダーは未来を見据え、その日のファミレスのオーダーをサラダだけにした。

関口は家に帰り、横田を前に語りだす。

「僕はあのバイクチームに入る前…何ひとつ目的を持たないダメな若者でした…ヘソの下にカビが生えた事にも気づかないくらい視野も心も超狭い…もうど~~~しようもないなまけものでした…ヒマで腐りかけてる奴に限って「人生」とか「生きる目的」とか大そうな事を考えちゃうだろう?」

と話がどんどん脱線していく。

「えっと…何の話だっけ?」と、関口。

「だから~以前はガンコでダメ夫だったけどバイクチームに入ってよかったなーっていう話でしょ」横田。

「いやぜんぜん」関口は否定する。「オレ、ダメだ…。イトーちゃん達みてーにあそこまでバイクに夢中になれん!」

「でもまぁ、よかったじゃないの!友達もいっぱいできたし、何より私という素晴らしい人間と出会えたんだから!」

「・・・・ちょっと散歩に行ってくる」関口は一人でタバコを買いに行く。

そしてホームレスを見てこう思うのであった。

「ん~5年後か~。人類最大にして最強の敵”めんどくさい”にうち勝ち…立派な大人になりたいなぁ~がんばらなきゃな~」

野口明人
興味が湧いたらAmazonのレビューみたり、Wikipediaで調べたりしてみてくださいまし。

…そんな事を『グリーンヒル』についてパンナコッタの作り方の説明書を読みながら職場の休憩所で話すと思います。

『グリーンヒル』で気に入った表現や心揺さぶる名言の引用

誰かが言っていた…人間は生きながらにして腐るという…。

人生ってつれぇよなぁ。・・・・現在ってのはよう、この長〜〜〜い歴史のほんの一瞬よ。だからすべてはこの一瞬一瞬が積み重なってできてるんだな。…………一瞬、大事にしてるかぁ〜〜〜〜?

時間だけはもどらない・・・・どんなにカネがあっても・・・・どんなに男前でも・・・・そればっかりはもどらない・・・・。くんくんくんくん。・・・・・・ちょっとオジサンのニオイがする。これがっ時間だぁー!!!

待ってる・・・・干支がかわっても待ってる・・・・。

なぁーに楽勝楽勝!!みにくい自分受け入れりゃあとはもう天国よ!!だって守るモンないからね!!もちろん得るモン激減するけどねぇ〜〜〜!!

人生に攻めも守りもありゃしないさ・・・・。まぁしいて言えば生まれた時から皆死に向かって攻めている事になるのさ。僕がバイクに求めるのは何よりリスクさ。乗るたびにその香りを楽しみ生の喜びと自然の尊さを教えてもらってるのさ。

要するにだ、オレが思うに人類最大にして最強の敵は“めんどくさい”だ。

…オレに足りないのは何事にもくじけない強靭な心。毎日1000コまるをカベいっぱいになるまで書けと言われ一年近く休む事なく頑張ったあげく「あ〜これ逆だな。逆、逆、逆回転。これ全部消してやり直し」と言われても「はいは〜」なんつって作業に入り「君ショックじゃないの?」と聞かれ「落ち込んでる時間がもったいないっスから!」と笑顔で答えられる強靭な心!!!

引用:「グリーンヒル」古谷実(ヤングマガジンコミックス)

『グリーンヒル』の個人的な神回・印象に残った所。

グリーンヒル 第01巻

  • その5 一人旅
  • その9 佐藤夫婦
  • その12 伊藤宅
  • グリーンヒル 第02巻

  • その13 ジャンケンで
  • その16 コードネーム紅
  • その21 普通ですね
  • グリーンヒル 第03巻

  • その28 ベッキーとの悲しい闘い
  • その30 伊藤家ペロッ
  • その31 横田さんのチキンレース
  • その33 神風がピュー
  • その35 5年
  • 『グリーンヒル』の最終話、最終回はどんなラストが良かったのか?

    岡みどりなどに主人公の座を奪われていた感じだったが、最終回になり、関口がバイクチームに入ってからの自分を振り返る。バイクチームに入ってこんなに成長した!というありきたりな感じの感想でもなく、彼女が出来て人生が変わった!というわけでもない。

    でも、一番最初にへその下にカビが生えていた事を見つけてしまった頃の主人公にくらべて、がんばらなきゃな〜という気持ちは持つようになった。

    人生って実際こんな感じだよね。映画とかドラマみたいに激変する事はめったにない。でも振り返ってみるとちょっとずつでも成長している。そういうのをまじまじと書いてくれたラストだったので、僕は好感を持ちました。

    これを読んで何かを学んだか?と言えばそんなに学んだわけではないと思うけど、何かを感じたか?と言えば感じた。そういうギャグ漫画も珍しいんじゃないかな。

    『グリーンヒル』のような漫画。似てる作品や個人的におすすめな作品。

    オススメ大好きちぐのさん
    古谷実の作品で、いじめられっ子がバイクの教習所でかわいい彼女が出来るっていうちょっと設定的に似ている所があるけど、シガテラはもっとダークネスでアンダーグラウンドだ。ダメ人間というよりも、周りに流されて事件に巻き込まれちゃう系で、ギャグは少なめ。でもなんとなく古谷実ワールドはこっちの方が濃い気がする。何年も経った後に思い出すのはグリーンヒルよりもシガテラの方かもしれないなぁ…

    まとめ

    この人の作品は、ダメ人間がダメであればあるほど面白い。ギャグ漫画とはそういうものなのかもしれないが、この人のギャグは哲学的にも読み取れ、奥が深い。

    そういう意味でダメ人間が奥深く描かれているこの作品はぜひ読んでもらいたいです。やっぱり古谷実の作品は発表順に読むべきかなー、なんて考える今日この頃。

    もう一度、稲中から読んでいこうかな。

    ではでは(-ω-)/

    そんな感じで、『グリーンヒル』でした。全3巻だからすごく読みやすいよー。

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    野口明人
    では、最後に『グリーンヒル』の採点…
    グリーンヒル
    • 47%
      ストーリー - 47%
    • 71%
      絵 - 71%
    • 89%
      キャラクター - 89%
    • 84%
      読みやすさ - 84%
    • 82%
      メッセージ性 - 82%
    75%

    レビューまとめ

    ダメ人間達が集まり、なんとなーく疑問に思った事を話していくギャグ漫画。ちょっぴり哲学的で読んでいると共感出来る部分が多い。絵もうますぎるというわけでもないのに女性がかわいく見えてくる。何かが伝わってくる漫画。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!