『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』は最後だらけの作品!

クレヨンしんちゃんの映画を全部みてみよう第3弾。映画4作目。この作品は今までの映画版クレヨンしんちゃんとは物語の展開がガラッと変わった。

前回に引き続き、クレヨンしんちゃんの映画を観続けています。今回の作品は、故・臼井儀人が制作側で直接かかわった最後の作品のようです。そして、第一作品目から監督をしていた本郷みつるが降板する前の最後の作品。そしてひまわりが登場しない最後の作品。

色々と「最後」が絡んでいる作品で、変換期を迎えようとしている作品なのかもしれません。

あらすじをちょこっと説明。

幼稚園の遠足でヘンダーランドへ来たしんちゃん。綺麗なおねいさんを追いかけているうちにみんなとはぐれてしまい、ヘンテコなテントに入ってしまう。

そこで見た人形に見とれていると、怪しげな支配人のような男が後ろに立っていた。ここには来てはいけないよと諭されるも効き分けがわるいしんちゃん。あれやこれやとやっているとトッペマという人形が動きだし、怪しげな支配人は悪の組織の人間だと言われ、戦うことに。

なんとか怪しげな支配人は倒すことが出来たが、次に出てきた敵にトッペマはやられて消えてしまった。嫌な気持ちで家に帰宅し、お風呂に入っているとそこにはトッペマが。敵に魔法をかけられ夜にしか体が見えなくなってしまったトッペマはしんちゃんに悪の組織を倒してとお願いする。

しかし、しんちゃんは怖いから嫌だと断る。トッペマはしぶしぶ引き下がり、その代わり敵を倒せる魔法のトランプをしんちゃんの元に残していく。

そのまま心にぽっかり穴が開いたまましんちゃんは普段の生活を過ごしているとしんちゃんの前にヘンテコな雪だるまがやってくる。しんちゃんに渡された魔法のトランプが狙いのその雪だるまはいい人をつくろってみさえとひろしに近づく。

みさえとひろしはその雪だるまに完全に騙され、しんちゃんの忠告に耳を傾けないうちにとらわれてしまう。しんちゃんはみさえとひろしを救うためにトッペマのお願いを聞いて悪の組織と闘う事を決意する。

そんな感じのあらすじです。

作風も今までの映画では、物語の冒頭で不思議な世界に飛び込み、何の抵抗もなくしんちゃんがその世界になじんでいた「アクション仮面VSハイグレ魔王」「ブリブリ王国の秘宝」「雲黒斎の野望」とは違い、物語の中盤までしんちゃんは不思議な世界に参加することを拒みます。

そして、今までのしんちゃんは悪の組織にはあまり興味がなく、なんとなくふざけていたらなんとなく倒しちゃったという感じの様子でしたが、今作品では、固い決意を持って悪の組織を倒しにかかります。

うん。ふざけているシーンが比較的に少なかった。かっこいいしんちゃんがメイン。

そして全体的な映像から感じられる、奇妙なイメージ。カメラも頻繁に離れて撮影されていたり、なんかヘンダーと観ているこっちがつぶやいてしまうほどの感覚です。

そして、あれ?これってカイジ?と思ってしまうほどの敵キャラとの心理戦。劇画タッチのひろし。

なんか、いよいよ映画の作品っぽくなってきたなと感じられるボリューム感。テレビの延長ではなく、ひとつの作品としてしんちゃんを作り上げたなと。

そういう映画です。

この作品は映画、クレヨンしんちゃんが単なる子供向けのアニメではなくなっていく変換期と言える作品なのではないでしょうか。

この次の監督から、原恵一が監督を取りますが、この人が監督をやっている作品は評価が高い。しかし、その前の本郷みつるの総決算ともいえる傑作だと思いました。

はい。

そんな感じです。良かったら観てみてください。

ではでは。

あ、前回の小宮の悦ちゃんに引き続き、今回は雛形あきこが登場しているよ。

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四国で歩き遍路中。えもぶれ!で検索!好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!