なぜ今まで『金色のガッシュ!!』を読んでこなかったのかと後悔する…

金色のガッシュ!!

作者:

発表期間:2001年6号 - 2008年4・5合併号

巻数:全33巻

COMIC REVIEW - マンガレビュー

泣ける漫画を捜し求め、いく年月。やっと涙が流れた漫画に出逢えた。その漫画の名前は『金色のガッシュ!!』。

いやー、ここ最近、泣ける漫画を捜し求め、ネットで探し回ったり人に聞いたりしていろいろな漫画を読んできました。しかし、そのほとんどが涙腺をゆるめることすらせず、惨敗。ついには笑い泣きでもいいやという心境に陥り、ギャグ漫画に走ったこともありました。

そしてその長い戦いがついに終わりました。その漫画のジャンルは王道、バトル漫画でした。

名前は知っていた『金色のガッシュ!!』。しかし、完全にジャンプっ子だった僕はサンデーの敷居をまたぐことはせず、なんとなく読まず嫌いだった作品です。

んで、今回泣けるという声を聞いて読んでみたわけですが、レビューのほう行きたいと思います。

3行でわかる『金色のガッシュ!!』

魔界の王様を決める戦いのため、

人間と魔物がペアを組み、

様々なバトルを繰り広げていく物語。

3分でわかる『金色のガッシュ!!』の詳細なあらすじ

考古学教授の息子である高嶺清麿(たかみねきよまろ)は中学2年生にしてマサチューセッツ工科大学の論文さえ簡単に理解してしまうほどの頭の良さ。生まれながらの天才だった。しかし、その頭の良さゆえに周りの嫉妬を生み、クラスに馴染むことが出来ず、学校も不登校気味になっていた。

そんな清麿を心配してか、イギリスに単身赴任している父は一人の少年を清麿に送り込む。その名はガッシュ・ベル。イギリスの森の中で倒れているところを清麿の父に助けられ、その恩返しがしたいとの申し出を受け、清麿の教育係としてやってきたのだ。

ガッシュは過去の記憶を失っており、手がかりとなるのは謎の文字で書かれた赤い本のみ。清麿の父でさえ解読出来なかった文字だが、清麿ならばわかるかもしれないと、ガッシュの故郷探しも手伝ってあげてくれと手紙には書いてあった。

しかし、なぜこんなガキに鍛えなおされなければならないのだと清麿は怒り、「ふざけるな!」とガッシュに殴りかかろうとする。その時、ガッシュの目が光り、口から電撃が発射。あまりの出来事に唖然とする清麿。

その謎を探ろうとガッシュから赤い本を奪い、学校で読んでみるが、読めるのは「第一の術、ザケル」という部分だけ。相変わらず学校では浮いている清麿。勝手についてきたガッシュはそんな清麿を見て、正義の味方作戦で友達を作ろうと提案。

ガッシュを出し抜いて、帰ろうとする清麿だったが、ガッシュの真剣さに胸を打たれ、不良に立ち向かう。ボコボコにされてしまう清麿だったが、赤い本のことを思い出し、「ザケル」と唱えるとガッシュの口から電撃が放たれ、その場を収めることが出来た。

ガッシュの能力を疫病神だと遠ざけようとした清麿だったが、力を合わせて銀行強盗を撃退したことをきっかけに、ガッシュは自分を変えてくれる存在だと認識する。

銀行強盗の事件を解決したことが新聞に載り、その影響でクラスの清麿を見る目が変わると学校の居心地の悪さは改善されていった。それもガッシュのおかげだと考えていたが、赤い本の能力のことはこれ以上使わないほうがいいと考える清麿。

しかし、そんな思いとは裏腹にガッシュと清麿の前に青い本を持った二人組が現れる。彼らも清麿と同じように呪文を唱えることでガッシュによく似た子供が不思議な力を発動させる。

二人組みは清麿から赤い本とガッシュを奪おうと攻撃してきたが、窮地に追い込まれた清麿たちの第二の術、ラシルドに敗れる。そのとたん、青い本は燃え上がり、それと同時に子供は消えてしまった。

ガッシュは自分によく似た子供が呪文を唱えたり、消えたりしたのを見たことで、自分も普通の人間ではないことを悟る。自分は化け物なのだと落ち込むガッシュの前に、またもや別の本を持った二人組が清麿たちの前に現れる。

彼らは前の二人組みとは違い、いきなり襲ってきたりはしなかった。本について詳しい情報を教えてくれた。その話によるとガッシュは千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに参加させられた100人の魔物の子の一人で、人間とペアを組み、最後の一人になるまで戦い続け魔界の王を決めるのだという。

その話をし終えると、二人組みは清麿に本を渡すように請求したが、本を燃やせばガッシュがいなくなる。ガッシュには自分を変えてもらったのにそんなことは出来ないと清麿は抵抗する。

それをきっかけにガッシュとの絆を深めた清麿。二人組はその姿を見て去っていったが、戦いは続く。

次々と魔物が目の前に現れ、激闘を続ける中、ガッシュと清麿はコルルという少女の魔物と出逢った。それまでは魔界の王を決める戦いに対してあまり積極的ではないガッシュと清麿だったが、戦いを強要されているコルルの姿を見て、「やさしい王様」になることを決意する。

その後、様々な強力な敵の出現にも負けず、時にはライバルだったものが仲間になり、魔物の王を決める戦いは続いていく。

『金色のガッシュ!!』の名言

ガッシュ!!!おまえはオレの友達だ!!!化け物だろーが魔物だろーが関係ねぇ!!!友達なんだよ!!!迷惑がかかるから戦えないなんて言ってみやがれ!!ぶっとばすぞこのやろう!!!!

私は…私は化け物なりに前を向こうとしたのではないか!!!化け物なりにがんばろうとしたのではないか!!!それのどこが悪い!!?

本気の姿ってのは怖えもんなんだ、とくに大切なものを守ろうとするときはよお。

もうイヤだ!!僕が何もできないせいで誰かがいなくなるのは!!!もうイヤなんだよ!!!

お前の受けてる苦しみが、少しでも和らぐってんなら…オレの体ぐれぇ、いくらでも貸すぜ…

僕はここにおびえるために来たんじゃない…。ファウードを止めるために…日本や、世界を救うために来たんだよ!!!

引用:「金色のガッシュ!!」雷句誠(ヤングサンデーコミックス)

『金色のガッシュ!!』のおすすめポイント

とにかく響きが独特で、他に類を見ない呪文の言葉がカッコイイ。

個性的で魅力的な魔物が一杯。

真剣なバトル漫画の中にたびたび出てくるギャグがツボ。

正直、全部読み終わる頃にはヘトヘトに疲れきってしまいましたが、それでもこの漫画の魅力は掴めたと思う。

熱い。とにかくこの漫画、終始熱い。その熱さゆえに読んでいると胸が締め付けられ、涙腺がゆるゆるになる。そして気がつけば涙が流れているなんてことがしょっちゅう起こる漫画です。

まぁ、逆に言ってしまえば常に熱い漫画なので、読むのにも一苦労。読んでいて疲れます。

さらに言えば、魔物の王を決める戦いというテーマなので、生き残りは一人のみ。どれだけ気に入ったキャラが登場しようが何しようが、途中で消えます。

あ!このキャラすごくいいな!って思っても、次の話ではすぐに別れの話になってしまったり、登場キャラが多すぎて、途中で誰が誰だかわからなくなってしまったりもする。

そういうマイナスな要素もあるっちゃありますが、それを差し引いてもこの漫画はよい漫画だと思います。

まず、何より、ネーミングセンスの良さ。

基本的に魔法とか必殺技ってどこかで聞いたことがあるような言葉の羅列が多いのがほとんどですが、この漫画に出てくる登場人物の名前から、魔法の名前、必殺技の名前、すべてにおいて、聞いたことが無い響きのものです。

それでいて、なんとなくかっこよさも兼ね備えている魔法の数々。ザケルとかラシルドとか、ザグルゼム、ラウザルク、ディマ・ブルク、サイフォ・ジオ…などなど。

うーん。部屋で一人、叫びたくなるような魔法だ。ザケル!ラウザルク!

まぁ、そういうカッコイイ要素も含みつつ、涙したわけですが、それにも増してこの漫画にはかなり笑わされました。

真剣なバトル漫画かと思いきや、結構ギャグを織り込むことが多く、そのたびに出てくる主人公の死んだ魚のような目をした顔がツボでした。

そーだな。ギャグ的なセンスで言えば、漫☆画太郎に似た要素が結構含まれています。もちろん、脱糞したり、嘔吐したりとかは無いですが、顔面ドアップで笑いを誘ったりするシーンなどが多い。

笑えて泣けて、胸が熱くなる漫画。

そういう漫画。なぜ今まで読まなかったのだろうとちょこっと後悔。ま、後半になるとちょこっとダレてくる部分もあるんですが、初志貫徹。魔界の王様を決める戦いだけで最後まで完結させた力量は凄いと思います。

まとめ

まぁ、かなりの有名作品なのでレビューするまでも無いかなと思ったんですが、とりあえず僕の泣ける漫画探しの旅の終着点の漫画だったので、レビューしてみました。

ワンピースとか好きな人なら、多分好きな漫画じゃないかな。

もちろん、いろいろとツッコミたくなるような部分は多々あって、完璧な漫画、自分の中の名作中の名作だったとは言い難いですが、それでも読んでみてよかったなと思える作品でした。

まだ読んでいないあなたはぜひ、一巻だけでも手にとってみてください。

ではでは、『金色のガッシュ!!』でした。

次は何を読もうかな。

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野口明人の『金色のガッシュ!!』レビュー
  • 70%
    ストーリー - 70%
  • 75%
    絵 - 75%
  • 80%
    キャラクター - 80%
  • 70%
    読みやすさ - 70%
  • 80%
    メッセージ性 - 80%
75%

レビューまとめ

泣けて笑えるザ・王道バトル漫画。単調になり勝ちな部分もあるが、やっぱり王道の漫画は素晴らしい。

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ABOUTこの記事をかいた人

好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!